2017年4月21日金曜日

ヨハネの啓示(3)

中性関係代名詞

1Ἀποκάλυψις Ἰησοῦ Χρῑστοῦ, ἣν ἔδωκεν αὐτῷ ὁ θεός, δεῖξαι τοῖς δούλοις αὐτοῦ ἃ δεῖ γενέσθαι ἐν τάχει,...

今回学ぶのは太字部分だ。

この太字部分の役割を説明しなさい。

ἃ δεῖ γενέσθαι ἐν τάχει

解答

まず簡単なところから:
ἐν τάχει は前置詞句で「速く」
τάχος, τάχους, τό,は「スピード」、「素早さ」
回転速度計は"tachometer" 速度計は"speedometer" 
"o"を強く発音しないとアメリカ人には通じない。

肝心のἃ δεῖ γενέσθαι は中性関係代名詞複数対格だ。
不定詞の意味上の主語は対格


δεῖ +不定詞は「・・・しなければならない」。
「起こるはずの」、「起こると定まっている」

この δεῖ は非人称動詞という仲間の動詞で準非人称動詞に分類される。
その主語は文中の不定詞など。
一般の動詞"finite verb"のように人称による活用変化はない。
 H.W.Smyth,Greek Grammar,§933
 
γενέσθαιはアオリスト中動態不定詞
γίγνομαι ,
Ion. and after Arist.(コイネー) γί[ῑ]νομαι「生じる」、「起こる」

関係代名詞中性


Sing.Pl.
Nom.
Gen. οὗ ὧν
Dat. οἷς
Acc.

H.W.Smyth,Greek Grammar,§338

冠詞と関係代名詞

冠詞と関係代名詞は紛らわしい。 関係代名詞には必ずアクセントが付く。
冠詞では主格(単数、複数とも)にはアクセントは付かない。
例外は中性主格にはアクセントが付く。

冠詞主格

ὁ,ἡ,τό
οἱ,αἱ,τά

関係代名詞主格

ὅς,ἥ,ὅ
οἵ,αἵ,ἅ

現在中受動態不定詞
γίνεσθαι

(続く)

Ἀποκάλυψις Ἰησοῦ Χρῑστοῦ, ἣν ἔδωκεν αὐτῷ ὁ θεός, δεῖξαι τοῖς δούλοις αὐτοῦ ἃ δεῖ γενέσθαι ἐν τάχει, καὶ ἐσήμανεν ἀποστείλᾱς διὰ τοῦ ἀγγέλου αὐτοῦ τῷ δούλῳ αὐτοῦ Ἰωάννῃ, 1:1イエス・キリストの黙示。この黙示は、神が、すぐにも起るべきことをその僕たちに示すためキリストに与え、そして、キリストが、御使をつかわして、僕ヨハネに伝えられたものである。

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